心のケアと支援~臨床心理学の実践~

<カウンセリングと心理療法

カウンセリングとは、クライエントの個人的な問題、関心、願望に対してそれらの話を対面して一緒に効きながら心理学的な理論やコミュニケーションをスキルを応用して対処する専門行為のことです。

【カウンセリングと心理療法の違い】
・カウンセリング:語源はラテン語で「相談する」という意味があります。カウンセリングを行う人を「カウンセラー」、カウンセリングを求める人を「クライアント」と呼びます。心理学の領域では、カウンセリングと並んで、心理療法(サイコセラピー)という用語も多用されています。
心理療法精神障害や同種の問題に対する心理学的な方法による治療です。個人がそれまで身につけてきたパーソナリティや行動傾向が、様々な不適応の根拠として考えられる場合、それらの変化を目指します。「セラピスト」はというのは、「治療者」のことであり、精神分析療法、家族療法、行動療法、といったそれぞれの心理療法の理論と技法を訓練して身体につけ、それを行う人を意味します。
なお、対象が低年齢の子供の場合、カウンセリングを行うことはなく、遊戯療法などの心理療法が適用されます。カウンセリングは、はっきちと精神的な疾患とはいえないほどの軽い行動的問題を扱う広義の心理療法と位置付けられているが、代表的な心理療法家のロジャースのように、自らの心理療法をカウンセリングと称している場合もあり、これらの用語の線引きは、必ずしも絶対的なものではありません。日本では、、これらの心の援助を包括して心理療法と呼んでいます。

【心理臨床(カウンセリング・心理療法)の共通目的と適用範囲】
心理臨床が目指すところは、大きく分けて、①心理的な要因が関与する症状を除去、低減、②人格の成長、自己実現であります。①の治療的な側面と、②の教育的側面の両者が目指されています。心理臨床は、症状の除去や改善を目指して始まり、次第に適応力を身に着けられるようクライエントを導くことでしょう。さらにその過程で、クライエントは、自分の問題や自分の性格などについて、新しい理解、すなわち洞察を得ます。この体験が鍵となって最終的い自分自身の内面的な成長をもたらすのであります。この過程は、全ての心理学臨床アプローチに交通します。現代においては、クライエント自身が自分の健康や社会適応について考え、予防的に健康や社会適応について主体的に考え、予防的に問題解決できることが重視され、それを可能にする援助の在り方が求められるようになりました。これはよって、心理臨床は、医療、教育、企業、地域と言った幅広い範囲で、様々な企業が活動を求められることになっていきています。